恐いおばさん
2008年 01月 31日
彼はアパートに住んでいて一人暮らしをしていたんですが、ある日の真夜中の事。
ぐっすり寝ていたとき
♪ピンポーン
玄関のチャイムが鳴る。
……?
♪ピンポーン
だ、誰だろう?
♪ピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーン
ん?!
♪ピポピポピポピポピポピポピンポーン
!!!!?
さすがに彼はビビりましたが、ドアを開ける事を決意(・∀・;)
ガチャリ…
扉を開けるとそこには一人のおばさんがボーッと突っ立ていた。
ギョッとした彼におばさんが一言。
「なんですか?」
あっけにとられた彼。
「はっ?!」
それはこっちの台詞だ。
すかさず彼も
「なんですか?!」
それに対しておばさんも
「なんですか?」
恐いと思った彼はこれはリアルにヤヴァイと感じ、扉を閉めた。
それは翌日も翌々日も続いた。どうやら隣に住んでいるらしく、小さな子供を抱っこして来た事もあったらしい。
とうとう彼はキレて
「いったいなんなんですか!あんた!こんな夜にふざけるな!」的な事を言ったらおとなしく引き返した。
彼は「きっと育児ノイローゼかもしれない」と言っていましたが、どうなのかはわからない。いったい何のために夜中チャイムを鳴らし、出て来た彼に「なんですか?」と言ったのだろうか?
彼は間もなくしてここを引っ越したが、おばさんはまだ住んでいて、今でも隣の住人のチャイムを連打し「なんですか?」と言っているかもしれません…。
私の予想。
彼の部屋がいわゆる曰く付きの物件で、鈍感な彼は全く気づかなく、霊感の強い隣のおばさんに夜な夜な霊が話しかけていた。なんてね(∵`
リアル人間一番コエェよw